OpenTypeフォントの続き(2)・・・OpenTypeテーブル
1回目でTahomaフォントのファイル(TAHOMA.TTF)に含まれるテーブルの一覧を列挙したが、今回はOpenTypeフォントのテーブルの概要について。
前にOpenTypeフォントは、グリフデータとしてTrueType形式のアウトラインもしくはPostScript形式のアウトラインを含むことができると書いたが、アウトラインの形式にかかわらず正しく機能するために、以下のテーブルが必須である。
| タグ | 名前 |
| cmap | 文字・グリフマッピング |
| head | フォントヘッダー |
| hhea | 水平ヘッダー |
| hmtx | 水平メトリックス |
| maxp | 最大プロファイル |
| name | 名前テーブル |
| OS/2 | OS/2・Windows固有メトリックス |
| post | PostScript情報 |
cmapテーブルは文字コードとグリフインデックスのマッピングを定義するテーブルで、1つ以上の文字エンコーディングをサポートするために、複数のマッピングサブテーブルを含むことができる。nameテーブルはフォントファミリ名・サブファミリ名・著作権注釈などのフォントに関連する文字列を定義するテーブルである。OS/2テーブルは、OS/2・Windowsに固有のメトリックスを定義するテーブルである。
TrueTypeアウトラインに基づくOpenTypeフォントでは、次のテーブルが使われる。
| タグ | 名前 |
| cvt | コントロール値テーブル |
| fpgm | フォントプログラム |
| glyf | グリフデータ |
| loca | インデックス・位置 |
| prep | CVTプログラム |
PostScriptアウトラインに基づくOpenTypeフォントでは、次のテーブルが使われる。
| タグ | 名前 |
| CFF | PostScriptフォントプログラム |
| VORG | Vertical Origin |
OpenTypeフォントは小さなフォントサイズのために最適化されたビットマップを含むことができるが、そのために次のテーブルが使われる。
| Tag | 名前 |
| EBDT | ビットマップデータ |
| EBLC | ビットマップ位置データ |
| EBSC | ビットマップスケーリングデータ |
| Tag | 名前 |
| BASE | ベースラインデータ |
| GDEF | グリフ定義データ |
| GPOS | グリフ配置データ |
| GSUB | グリフ置換データ |
| JSTF | ジャスティフィケーションデータ |
| Tag | 名前 |
| DSIG | デジタル署名 |
| gasp | グリッドフィティング/スキャンコンバーション |
| hdmx | 水平デバイスメトリックス |
| kern | カーニング |
| LTSH | Liner threshold data |
| PCLT | PCL 5 data |
| VDMX | 垂直デバイスメトリックス |
| vhea | 垂直メトリックスヘッダー |
| vmtx | 垂直メトリックス |
ということで、次回以降、これらのテーブルの内のいくつかを見ていこうと思う。というより、上に挙げた大半のテーブルを理解していない
。
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